バレンタイン祭の「ケーキ」をつくってみよう!


バレンタインは「チョコの日」ではありませーん!

ということで、今回のロープローテーションはバレンタイン祭でも興ぜられた「キャラウェイシードのケーキ」をご紹介。

(右側前方にあるもの。ちなみに奥の黒いのは「種」を象徴するいちじく、左側は、ひよこ豆の煮物(全部中世当時にありました)です。

〜制作課程〜
<材料>

ハーブ類:
キャラウェイシード:大さじ4
タイム:小さじ2
シナモン(パウダー):大さじ2
ナツメグ:小さじ1/2
ローズマリー(乾燥):大さじ2

砂糖1/2カップ
小麦粉:3カップ
バター:1カップ

※写真にうつっているニンジンやいちじくはおまけ。
また、当時は「計り」は無かったので、カップで軽量します。
1.
ハーブ類全部をすりこぎに入れて、すります。
やりすぎると風味が半減するので、「香るなぁ」というぐらいまですって頂いてOK。5分ぐらいが適当です。

キャラウェイシードは意外と粉になりにくいですが、原型を留めておいた方が無難なので、あまりつぶさないようにして下さい。
2.すりこんだハーブの半分を砂糖と一緒に入れて混ぜます。この時、均等に混ぜるのがポイント。

3.きれいな台(なんでもいいです。できれば木製のテーブル)にふるいにかけた小麦粉を広げ、2.の混合物を混ぜます。だいたい混ざったら、室温に戻したバターを加えて、まとまるまで練り上げます。
3.
だいたいまとまった感じ(粘土っぽいけど気にしないで)。
ちこみに右図になるまで15分ほどかかります。
念入りにまとめてください。
4.
まとまったら、20〜30dmの平皿に、びっしりとしきつめます。ある程度なら押しこんでもOK。
5.食べやすいように,切りこみをいれます。
ただし、下まできらないように。たくまでも切りこみなので、ご注意を。
1vm×1cm程度(人差し指程度)がベストです。
切りこみをいれたら、ハーブシュガーの残りを上からかけて、,予め熱してあったオーブンで約1時間焼きます。
最初は200℃で40分、のちに温度を下げて20分ほど。
5.出来たての図(^^)。
すぐに食べてもいいのですが、ドイツのシュトーレンと同様、日保ちがするので、作ってから3〜5日ぐらいに食べるとちょうどいいでしょう。
予め包丁で切りこみを入れているので切る必要もなし!
羽などを側に置くのもまたいいかもしれませんね。
〜考察〜
今回はほぼ完全忠実に再現してみましたが、意外とお腹の中にたまるので、ダイエット中の方にはいいかも?しれません。
日保ちはしますが、遅くても1週間ぐらいまでには召し上がって欲しいなぁ、とおもいました。
ぜひお試しあれ。

(2008..02 繻 鳳花)




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