1.中流階級・女性衣装
11〜13世紀頃の衣装。 深赤ワンピースの上に深紅のローブ(ボタンがついているので、くっつけば丈が短いワンピース)、緑の緩めの半袖シャツ(?)を着用しています。 全体的に無地なので、アクセサリーは欠かせません。特に、首・胸元はかなり目立つので、少し派手なネックレスやチョーカーを施した方がよいでしょう。 頭の部分はツルツルの布でありますが、純潔ヲ持つという意味合いも込めて着用してもらいました。黒いカチューシャで固定しています。 本来は細いベルトで固定しますが、すっかり忘れてしまい、臨時で黒の紐(けっこう頑丈)なもので代用。でもそれなりに雰囲気がでて逆によかったです。 ベルトで腰の部分を固定する時は、固めではなく、気持ちゆるめにした方が良いです(ごはん食べるときは基本的に衣装に触ってはいけないため)。
2.街・女性衣装
中世全般を通しての衣装。 ほとんどは頭の部分をリネンで隠していましたが、今回はとった状態にしました。 全体的に茶色・灰色系と地味な服が多かったです。この上に麻のローブをまとったりしていた頃もありました(朝晩など、寒い時期もあったため)。 当時の女性は男性顔負けの力持ちが多く、大きな荷物なども軽々と運ぶため、比較的動きやすい服装が多かったようです(行商など)。
3.商人・女性衣装2
商人の家の娘。比較的裕福な商人の場合、娘は別の商人の息子のもとに嫁ぐことがよくありました(政略結婚のようなものです)。 特徴は、頭に被っている「ラウンドリット」です。 専ら男性が使いますが、女性も利用することがあります。余った布の部分は顔のあごをぐるっとまわして覆っていることもあれば、あえて長く伸ばしていることもありますが、今回は長すぎたため、ちょっと短くしてみました(右側)。 足の部分はスカートに覆われて隠れていることがほとんどですが、ご自分でつくられる場合、サンダル・パンプス・ちょっと先のとがった靴ならOKでしょう。