〜メールマガジン[Odiria]連動企画〜



ロングチュニック(中流階級の女性服)


今回は比較的有名な女性服「ロングチュニック」です。

中世時代の全般でよくみかけられたもので、ファンタジーの世界でもよくでてきます。現代のワンピースのもとになったものとされています。

日本国内にそういった類のショップがないので(あるとしたらアメリカ)、既存の服をちょっぴり改造してそれらしくしてみました。

ちなみに今回使った服は全部古着です。
たかが古着、されど古着、ですね(^^)。

写真提供:ロブくん&プチロブくん
用意するもの

***ロングベスト(ワンピース)***

ちょっと見にくいですが、一応赤。
アメリカ古着なので若干大きめです。
くるぶしが隠れるぐらいまでの長さのものを選んでください。
今回は着丈140cm前後のものを用意しました。
布質はなるべく薄めの方がいいかもです。
***チュニック***

夏でよく使っているもの。
アンダーとして利用します。
七分袖程度のものがベター。
アンダーウェアは、できれば白系統がいいのですが、別の色物でももちろんOK。
色のセンスは各々にお任せします(^^)。

***マタニティードレス***

これが今回のポイント(ミソ?)。
マタニティードレスが一番中世の服のデザインに近いもの(と思う)です。
ゆったりとした着心地で、着丈もそこそこ、おなかのあたりがヒモで調節できるようになっているので、くびれ付近がある程度までキュっとしめられます。
古着系の通販サイトでセール品だったので購入。500円(!) 妹のおさがり(^^;)

東京都内のリサイクル(古着専門)屋さんで購入。150円(!!)


○安全ピン5〜7本ぐらい(シルバー1色のもの)
○細身のベルト(長ければながいほどよろしいです)

※全部100円均一でゲットできます。

つくりかた


1.
チュニックを着て、その上からマタニティードレスを着ます。
チュニックの襟などがある場合は、少しだしていた方がよいです。


2.下の部分。
お腹の部分は紐で調整できるようになっているので、ウエストに合わせてひきしめます。
しめすぎに注意。

3.ロングベストは、真中に止めボタン群があるので、内側にいれてみえないようにします。
アイロンでクセをつけ、同じ系統の色で縫い付けます。
が、縫い物が苦手なので安全ピンで数カ所をとめる作戦にでました(^^;)。
普通にとめるのではなく、波縫いのように目をこまかくしながらとめると表側が全然目立ちませんでした。
4.
ロングベストを着たら、着物を着るような感じで布を合わせ、真ん中を安全ピンでとめます。
(写真だとちょっとまがってますが、ご愛嬌で)。

このままだとよろしくないので、この上からベルトを巻き付けて隠すようにすればOKです。

この時、チュニック布地が見えるように整えてください。

5.
基本は以上となりますが、もうちょっと高貴な感じにしたい場合はネックレスやチョーカー(左写真)をつけるとよいです。

ジャラジャラしたものより、大きな石などが1つあるようなものの方がより近いイメージになると思います。



※基本は以上となりますが、さらに高貴な感じにしたい場合もあるかと思いますので、応用篇を。

頭部分の飾りつけ(右写真)の方法を簡単にご説明します。
これはまた次回に。

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