〜メールマガジン[Odiria]連動企画〜



ラウンドリット(男女共用帽子)


今回は市民階級などでもつかわれていた「ラウンドリット」という帽子をつくります。
本来は、綿などのつめものをした輪状のものを頭にかぶり、その周りを布で包むというターバンのようなものです。
つくれないことはないのですが、自称家庭科「1」だった研究者がつくると手が穴だらけになること必至です(汗)。
ということで、既存のものをつかってやってみました。

 
用意するもの

○つばつき帽子(頭にぴったりとしたもの)
○まわりに巻く布(ちょっとぴかぴかしている感じのものがいいですね)1m前後
○ブローチなど、ピンでとめられるもの(あれば)

※全部100円均一でゲットできます。

つくりかた


1.
ふちつき帽子を頭にぴったりするようにかぶり、ふちの部分を上にあげます。


※ちょっと緊張気味なところは気にしないで下さい(汗)。

 


2.帽子の左半分に布をかぶせます。
つばの部分にいれこむ必要があるので、少し長めにとってください。

3.前にとった布のあまり部分を帽子の中にいれこみます。耳のあたりぐらいまででOK。
4.
後ろから見た図。
この状態で布を右側にむかって巻きます。
髪や帽子がだいたいかくれる感じになるようになればいいです。
ぴっちり巻くと、あとで形が崩れることがあるので、ちょっとゆるやかめにしてください。

5.
右側にまいたらこんな感じ。
だいたい隠れればOKです。

6.前に戻るとこんな感じです。

7.今度は前の部分を包むようにします。
あまった布を右側に向かって巻き、前部分の帽子が隠れるようにします。

8.巻いたあとはこうなります。額の部分は一番最初と同じく、つばの部分にいれこみます。

9.
できあがり。
布の残りの部分はゆったりとたらすようにすれば大丈夫です。プローチなどのピンつきの止め具があれば、帽子の部分に留めるとなおよいですね。

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