剣の種類は年代を追うごとに増え始め、様々な様式の剣が誕生しました。中でも集中して多く剣が作られたのがAD1000年をすぎた頃、つまり中世期ということになります。剣の支配は、1800年中期、封建制度が崩壊するまで、実に訳3500年以上続きました。
剣の歴史・2
〜材質〜
よく、RPGゲームの中に多くの材質で出来た剣を使用する事があるでしょう。「銅の剣」「鋼の剣」「銀の剣」など、レパートリーは様々です。
初期においては石、銅が主流でした。中でも銅は鋭い切れ味で大変重宝されていました。
銅が主流になり始めた頃、銅をさらに強化する為に青銅の製造技術が生まれました。青銅の威力はかなりのものでしたが、異種族民の到来によって、材料のルートが絶たれてしまいました。その代用が「鉄」でした。
鉄は剣の歴史の中で最も長く使われていました。加工しやすい点と材料の入手ルートが多くある事から、すぐにヨーロッパ全土に普及しました。
鉄もまた強化する事になり、その技術が再び開花しました。それが「鋼」です。鋼の精製技術が発達すると共に、その種類もさらに増え、正に剣の時代となったのです。
現在では「剣」という分野ではほとんどが姿を消しましたが、日常生活でも多くその名残を残しています。ゲームの武器屋さんでも、銅、青銅、鉄、鋼と順に値段が高くなっていくのは、これらの影響でしょうか。
剣の切れ味は?
中世の騎士の間で、剣選びに欠かせない要素がいくつかありました。
1 価格の高さ
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2 重さ
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3 切れ味
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4 使用頻度(=用途)
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