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〜中世の植物の言い伝え(13)タイム編〜


「タイム」は、今やブームとなっているハーブの一種。手軽に栽培しやすいもの として、多くの人に愛されています。
中世の時代にもたくさんのハーブが栽培され、薬用・食用などに使われていました。

その中でもこのタイムは「勇気をもつもの」という異名をもつため、専らタイムの香りを求めていたようです。
ちょっと時代を遡って、古代ギリシャの騎士(戦士)たちはこぞってタイムの入っ たお風呂に入りました。そうすれば、
オリンポスの神々から勇気を賜ることがで き、また人々に「あの人は大変勇気がある」という印象をもたせることもできる からです。
願掛けのようなものでしょうか。


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