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〜中世の植物の言い伝え(10)デイジー編〜


デイジー(Daisy)は「太陽の眼(Day's Eye)」が変化した言葉で、キク科の仲間です。今では青や紫色など色々な種類がありますが、中世の時代は主に白・赤 色がメインでした。
「太陽の眼」の名がつく通り、明け方に花を咲かせて、夕方(または曇ったら) には閉じる習性をもっています。

中世の時代、夜明けにデイジーを摘みとって女性は首飾りとして、そして戦場に 赴く騎士は女性が摘んだ一輪のデイジーを襟飾りにしのばせ、出発した…という 話が残っています。


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