lib_tit.gif

喜びの舞は悪魔のささやき
〜舞踏病〜


 
別名メメントモリ。中世ヨーロッパで起きた、ペストと同じぐらい重要課題になった社会現象のひとつです。
日本でいえば、「ええじゃないかええじゃないか〜(ちゃんちゃん)」にあたる… かな?。

舞踏病はその名の通り、踊り続ける病ではありますが、中世の場合は別の角度か らみると、一種の「儀式的なもの」とみている学者も
います。 具体的には、すでに何らかの疫病で死亡した者を複数真中に置き、火葬しながら、 その周りを回って踊りつづけたとか。

その際でてくる言葉が「メメントモリ(死を忘れるな)」。 何気に怖い「病気」でもあったりします。

参考: 現在でも「ハンチントン病」という、まるで踊っているかのような障害を持つ難病があります。
治療法は現在のところ有効なものはありません。


戻る