| ベッドというとフラットタイプの、あのベッドを思い出します。当時の人もそうでしょー、といいたいところですが、実は貴族についてはちょっ と違った形をしていました。 フランス・ベルサイユ宮殿にあるルイ14世のベッドは、頭の部分であるヘッド ボードが高くなっています。これは、ただ単に高くした訳ではなくきちんとした理由があります。 当時の館は護衛や見張りがついていましたが、もちろん命をねらう輩もいたわけ です。彼等に襲われた場合などに、すぐ応戦できるようにわざとヘッドボードを高くしていたのです。 確かにフラットな状態より早く戦うことができますね。 一方、庶民達のベッドはフラットなままが多かったようです。 今から考えると腰を傷めやすかったのかな、と思っちゃいます。 |