参考文献一覧



歴史全般 服飾 料理 武器 生活全般 文庫 その他資料

〜歴史全般〜

../gif/monsyo.gif ビジュアル博物館シリーズ 城
(クリストファー・グラヴェット著 日本語訳監修 盛岡敬一郎:同盟社出版)

ビジュアル博物館シリーズの1つ。このシリーズの魅力はなんといっても実際に使われていた道具などが写真などで紹介されていること。図説大好きの私には嬉しいものでした。他にも「騎士」「民族衣装」などを少々ですが参考にさせて頂いています。

戦略戦術兵器辞典5・ヨーロッパ城郭編
( 毎日新聞社)

ヨーロッパの城の内部や、実際に起こった戦争の戦略方法など図解で紹介。要塞としての代表的な城をピックアップし、詳しく解説しています。今まで考えていた城とはまた違った面が見られます。

図説・西洋建築物語(ビル・ライズベロ著 下田純一・村田宏共訳 グラフ社)

西洋の建築史を事細かに解説した時点のようなものです。修道院や城の構造などが良く分かります。

〜服飾関連〜

民族衣装(コンパクト版)
(オーギュスト・ランネ著 マール社)

かわいいコンパクト版ですが、内容はとても濃いもの。地域によって衣装形態が大きく異なっているのに驚かされます。300円という安さもGoodです。ちなみに、シリーズもので、他にも模様の種類など多数発行されています。

服飾史・中世編1
(オーギュスト・ランネ原著 マール社)

フランスの有名デザイナー・オーギュスト=ランネが描いた服飾の中世版。9世紀〜16世紀を中心したヨーロッパの数々の衣装がオールカラーで掲載されています。君主・法律学者の衣装から騎士・庶民の衣装、当時の装飾品など。中世風のイラストの書く方には必見。

服飾の中世(徳井淑子著 勍草書房)

中世の服飾について理論的面から実際存在した種類まで多数網羅しています。特に女性のファッション面についてはとても詳しいです。中世の服を作る時に一読してみてはいかがでしょう。

〜料理全般〜

中世の食生活−断食と宴−
(ブリジッド・アン・ヘニッシュ著 藤原保明訳:法政大学出版局)

かなり分厚い本で、びっしりと当時の食生活について記載してあります。パンの作り方から葡萄の使い道まで細かく書かれてあるので、中世の食生活に興味のある方は読んでみた方が良いでしょう。

ヨーロッパの祝祭典
(マドレーヌ・P・コズマン著 加藤恭子・山田敏子 訳:原書房)

中世ヨーロッパで行なわれていた祝典の詳細を著した本。日本では記念日として扱っているバレンタインデーなどは、実際に大きな祝典としてあった等々、興味深い内容です。中世で作られていた献立のレシピも巻末にあるので、是非お試しあれ。

中世の饗宴
〜ヨーロッパ文化と食の文化〜
(マドレーヌ・P・コズマン著 加藤恭子・山田敏子 訳:原書房)

中世ヨーロッパ史の権威・コズマン女史の代表作。中世の人々が実際に使っていた食料・食生活・宴会の様子を詳細に解説してものです。肉・魚・ハーブスパイスの種類から貴族達が実際に行なっていた饗宴の順序等、食に関する事項がぎっしり詰まっています。

中世貴族の華麗な食卓
(マドレーヌ・P・コズマン著 加藤恭子・山田敏子 訳:原書房)

コズマン女史の中世関連研究の第3弾。前項の2冊の拡大版として、実際に中世期に作られていた料理のレシピ69部を掲載。また、饗宴の再現方法などの順序も書かれています。どうぞ御覧あれ。

〜武器関連〜

Truth In Fantasyシリーズ8 武勲の刃 (市川定春・怪兵隊著 :新紀元社)

ファンタジー界を知ろうという方に絶対お勧めしたいシリーズ。中世ヨーロッパにおけるあらゆる事項を分かりやすく解説しています。当時の長さや城に使われていた道具など調べに調べ尽くしているのがよく分かります。

武器辞典
(市川定春著 新紀元社)

世界中の武器のイラストと説明がなされている、正に「辞典」。なじみの深い武器から珍重な武器までと多種多彩です。600点以上のリストには絶賛モノです。

〜生活史全般〜

中世の生活文化誌−カロリング期の生活世界
(ピエール・リシェ著 宮村清太訳:東洋館出版社)

「カロリング期」は、かのカール大帝が支配していた時代で、中世生活の基礎を築きました。そのカロリング期の生活状況を著わした本。 建設の概要など、一般市民がどのように暮らしていたかが分かります。
ヨーロッパ庶民生活点描

中世を旅する人びと(阿部謹也著 平凡社)

ドイツ中世史の権威・阿部謹也氏が手掛けたシリーズもの。中世期の庶民と旅人を対象にした生活の詳細が書かれています。普段見落としがちな部分までしっかりと書き綴っているのはさすがの一言。

中世ヨーロッパ生活誌
(1・2巻 オットー・ボルスト著 長野藤夫・井本庄二 ・青木誠之共訳 白水社)

最近リクエスト復刊したベストセラー。中世の人々が関わった修道院や騎士の日常について解説しています。内容的に非常に濃いものになっています。中級者向きです。

Truth in Fantasy 5・幻想都市物語(醍醐嘉美と怪兵隊著 新紀元社)

毎度お馴染みのシリーズ第5弾。架空の街を舞台に商業・城の機能など、色々な視点から中世の生活を見ることができます。初心者向き。

世界の生活史7・中世の都市生活(ピエール・ミケル著)

当時の様子をイラストで細かく解説しているブックレット。農村の様子や宴の様子などが描かれています。イラストとはいえとてもリアルで分かりやすいです。
歴史体験シリーズ

暗黒の中世〜ヨーロッパの都市生活〜
(アンドレア・ホプキンス監修 同盟舎出版)

13世紀の中世ヨーロッパの世界を完全写真解説してあるブックレット集。当時の様子がこれでばっちり分かるスグレモノです。厨房の様子、街の様子、黒死病の様子・・・ほぼ全ての様子を網羅してあります。とってもお勧め。

〜文庫〜

河出書房新社文庫シリーズ・生活の世界歴史・6

中世の森の中で(堀米傭三 編 河出書房新社)

文庫でありながら非常に充実した内容が盛り込まれています。要所要所に挿入されている写真・図版なども貴重なものばかりです。生活全般の他に騎士関連・中世哲学関連なども掲載されています。初心者の方には打ってつけモノです。
文庫クセジュシリーズ

中世ヨーロッパの生活(ジュヌヴェイーヴ・ドークール著 大島 誠 訳 白水社)

文庫の中では有名なクセジュシリーズの一冊。図説等はなく、文書のみの解説になっていますが日常生活についての記述がとても良く書かれています。他の本ではあまり見かけない家具類や衣服などにも詳しいです。都市生活を知るにはこの一冊で大体大丈夫でしょう。
河出書房新社文庫シリーズ・世界の歴史・9

中世の森の中で(鯖田 豊之 著 河出書房新社)

文庫版世界の歴史シリーズ。こちらの図版も貴重なものが多く、当時の美術も知る事ができます。こちらの方は中世の歴史を中心に十字軍・国王制度・騎士道精神等について解説されています。当時のカトリックについての記述も多くあります。

〜その他資料〜

366日の誕生花物語
(植松 黎著 日本法令)

イギリスの花言葉を中心にまとめた本。イラストがとても奇麗です。また、花言葉の由来も神話や伝承などから詳しく取りまとめられています。一般に英名で知られている花も、日本語表記(漢字名)があるのも大きな魅力。

以後順次更新予定です


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