ヒストリカル・プランニング

一葉の旋律、ある夏至の物語
~中世西欧時代の薬草の香りと灯火(ともしび)の巡礼詩~


6月は夏至(ミドサマー)の時期。
宇宙にある太陽の力が大きくなり、昔の人々はその現象を恐れ、また称えていました。 1000~600年前の中世ヨーロッパ時代に時を戻し、当時主に修道院で使っていた薬草(ハーブ)の香りを体験、そしてそれらにまつわる中世西欧時代の楽曲を構成していきます。

夜は、蜜ロウキャンドルの光のみ。吟遊詩人・放浪楽師の歌に耳を傾けながら、当時の音楽・歴史背景についてライブトーク形式で行います。



日時:2017年6月10日(土) 
昼の部 13:30開始(13:00開場)
夜の部 18:30開始(18:15開場)

場所:la Grotte(ラ・グロッタ) http://www.la-grotte.com/
(JR山手線・駒込駅より徒歩5分)

参加費:
昼の部 前売 3800円/当日4000円
(中世ヨーロッパ時代のハーブ系アレンジ小料理・ライブチャージ込)

夜の部 前売 3300円/当日3500円
(お飲物・フィンガ―フード・ライブチャージ込)
※通し参加の場合割引あり


演奏:Sally Lunn
(昼・夜の部)


中世二列弦ハープ(ロマネスクタイプ)・プサルテリウム(箱琴・金属弦)
パイプ&テイバー(三つ穴笛&太鼓)
リコーダー(竹の中世風)・バグパイプ(ヒュンメルヘン)・歌

名古屋大須の箪笥店で出逢った、家具の廃材から復元された西洋古楽器の響きの美しさに衝撃を受け、それ以来、古楽器演奏に傾倒。
楽器そのものの素材が持つ響きを活かし、中世ヨーロッパの既存の音楽に即興演奏を織り交ぜながら奥行きや情景が出るような時間を好んで演奏している。

音楽が奏でられていた当時の場や人々の精神性・感覚の再現にも近づくことを試み、料理や語り、絵画やダンスなど他ジャンルとのコラボ多数。

Twitter → /@SallyLunn6

演奏:近藤 治夫(夜の部)


バグパイプ・ハーディガーディ他

古楽バグパイプ演奏家・製作家。古楽器演奏家。
ヨーロッパ中世・ルネサンスの音楽を演奏する「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」代表。
中世民衆音楽の担い手である「放浪楽師=ジョングルール」に着目し、その社会的位置や演奏したであろう音楽について探究、 ライブハウス、ストリート等での演奏活動を展開。演奏と並行して古楽バグパイプの製作も行なっている。



音楽解説:白沢 達生
(昼・夜の部)
西洋美術史研究・雑誌編集をへて音楽業界へ。海外料理を交え異文化探訪を楽しむ「となりにある食卓」主宰。
単独訳書にジル・カンタグレル著『バッハを愉しむとき』(仏Alpha/当該訳書はマーキュリーより)。 Alpha、Arcana、Ricercar、Zig-Zag TerritoiresなどCDライナーノート翻訳・執筆多数。ときどき通訳・トークも。

アルテスパブリッシングのFMラジオ番組「ミュージックブックカフェ」(毎週水曜20時放送)内の月一コーナー「となりにある古楽」プレゼンター。


Twitter → /@t_shirasawa
Instagram → tatsuo_shirasawa

薬草監修・解説:長谷川 弘江(昼の部)

ヒルデガルトヘルスケアアドバイザー 、ヒルデガルトフォーラムジャパン副代表、香司二期生 他。
中世ドイツに活躍した修道女、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンに関する国内の活動や講座を広く行っている。中世ヨーロッパ時代の薬草や歴史のお香に関する講座も関東中心に担当。
主な著関連書:「癒しのお香」「日本のハーブ事典」「絵師で彩る世界の民族衣装図鑑」

Twitter → /@aliceami2

中世西欧アレンジ料理:繻 鳳花
(中世西欧史民俗研究家/コストマリー事務局)

主に中世ヨーロッパ時代にあった料理・舞踏(民衆ダンス)の再現・アレンジを施した料理レシピ研究を中心に活動。
近年は国内の各種屋外施設を利用した、自然との共存を主とした歴史再現企画・西洋ファンタジー関連イベント企画に携わっている。
著書に当時の料理を現代風にアレンジした料理集「中世西欧料理指南」等。

Twitter → /@shuhohka


※定員に達した場合は締切させて頂く場合がございます。
※当日まで残席がある場合のみ当日受付を承ります。

ご予約方法:当日受付を承ります。
トップページに明記してありますのでご一読下さい


主催:コストマリー事務局
協力:蜂蜜酒専門店 ミール・ミィ/蜂ミツの森キャンドル

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